骨董品の買取相場はいくら?買取時のポイントや買取方法などを解説!|愛知名古屋の骨董品買取は永寿堂へ

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骨董品の買取相場はいくら?買取時のポイントや買取方法などを解説!

家の断捨離や遺品整理で骨董品が出てきた場合、どのように処分すべきか悩む方は多いでしょう。骨董品としての価値を知らずに捨ててしまうのは、もったいないことです。
本記事では骨董品の買取相場について解説します。複数アイテムの買取相場をまとめて紹介するので、ぜひ参考にして下さい。

【目次】
骨董品の買取相場一覧
 掛軸
 絵画
 食器や陶磁器
 茶道具
 花瓶
 象牙
 陶磁器
 火鉢
 レトロ玩具
 刀剣・甲冑
高額買取してもらえる可能性が高い骨董品の特徴5選
 1.有名な作家・メーカーの作品である
 2.傷や汚れが少なく保存状態が良い
 3.古い年代に作られ希少性が高い
 4.価値の高い素材が使われている
 5.付属品や鑑定書がある
骨董品を高額買取してもらうための5つのポイント
 1.査定には付属品も一緒に出す
 2.修復は自分で行わない
 3.複数の業者から見積もりをしてもらう
 4.保存環境に気をつける
 5.買取してもらうと決めたら早めに行動する
骨董品の買取なら永寿堂にお任せ下さい
まとめ

 

骨董品の買取相場一覧

骨董品の置物本章では、各種品目別の買取相場を紹介します。買取価格に影響を及ぼす要因は、品目ごとに異なります。一般的にはコレクターが多く、取引が盛んなアイテムは高値になるかもしれません。
本章で紹介していないアイテムの買取相場を知りたい場合は、業者が提供する参考価格を検索してみて下さい。オークションサイトにおける、過去の取引履歴や落札価格も調べてみるとよいでしょう。

 

掛軸

掛軸は、骨董品の中でも代表的なアイテムの一つです。掛軸には、書や絵画などが含まれます。
価値を評価する上で重要な要因は、作品を制作した人物の身元とその作品が本物であるかどうか(真作であるかどうか)です。これらの要因を確認するために、以下が重要になります。

  • 鑑定書の有無

  • 箱書きの有無

とくに鑑定書は、作品が真作であるかどうかを判断する上で非常に重要です。さらに作品が真作である場合、箱などの付属品にも作家の署名などが入っていることが多いとされます。
掛軸の買取価格には、作家の人気度が大きな影響を与えます。掛軸の平均的な取引価格は、14万円程度です。他の骨董品と比較しても非常に人気が高く、一般的に高価な傾向があります。有名な作家による真作の場合、数千万円以上の買取価格がつくこともあり、過去には117,600万円で落札された例もあるほどです。

掛軸の買取り

 

絵画

絵画も、代表的な古美術品アイテムの一つです。絵画には洋画・日本画・現代画など、多くの種類が存在します。絵画はコレクターからの人気も高いアイテムであり、取引も盛んです。
絵画の価格には、作家の知名度や真作であるかどうかといった要因が大きな影響を与えます。作家によって価格が大幅に異なり、人気のある作家の作品は数千万円以上で売られることもあれば、あまり高額で取引されない場合もあるでしょう。一定の相場を確立するのが難しいアイテムといえます。
オークションサイトでの平均落札価格は約12万円であり、他の古美術品と比較しても比較的高額です。世界的に有名な作家の作品は数百億円以上の価格になることもあり、過去にはレオナルド・ダヴィンチの作品「サルバトール・ムンディ」は、約500億円で売られた実績があります。

絵画の買取

 

食器

100年以上の歴史を持つロイヤルコペンハーゲン・ガレ・マイセン・バカラなどの食器メーカーは、非常に人気が高く、高値で取引される品物です。
西洋アンティークは、経年劣化や事故により壊れてしまった場合でも、希少性が高いものは高額査定になることがあります。自宅でアンティーク雑貨を見つけた場合は廃棄せず、一度専門業者の査定を受けてみるのが良いでしょう。

 

茶道具

茶道具は、代表的な古美術品の一つです。多くのアイテムが買取対象となっており、茶碗だけでなく、水指・棗・茶入れ・香合・風炉釜・花入れ・茶杓なども含まれます。
茶道具は、他の商品とは異なり、固定された価格が存在しないことが特徴です。特定の茶道具に興味を持つ人が現れ、その人が提示する価格が合意すれば取引が成立します。高額で取引されることもあるかもしれません。
たとえば十五代楽吉左衛門製の赤茶碗「暁」は、買取価格で約154円という価格が提示されました。さらに中国南部の釜で作られた茶碗「油滴天目」は、12億円で落札された事例もあり、高額商品は非常に高値で取引されることがあります。オークションサイトでの平均的な落札価格は15,000円程度です。商品によって価格に幅があり、高額な品物は通常業者を介して取引されるため、この価格差が生まれると考えられます。

茶道具の買取

 

花瓶

花瓶をはじめとした、中国の美術品もコレクターに人気の高い骨董品です。花瓶含む、中国の陶磁器は骨董品市場でも、数多く取引されています。
中国美術品の平均落札価格は、約19万円と高い水準です。過去には、清朝の磁気花瓶が英国の家で発見され、56億円の高額で落札された事例もあります。高額なアイテムが多いため、専門家の鑑定が重要です。

【花器買取】花器・花瓶の高価買取は愛知名古屋 永寿堂へ

 

象牙

象牙は、彫刻・印籠・麻雀牌などの製品から象牙そのものまで、さまざまなアイテムが取引されています。素材自体が価値を持っているため、価格は比較的安定しています。多くの場合、買取業者は価格を公開しており、象牙を売る際には大まかな買取価格を予測できるでしょう。
象牙は、サイズや重量などに応じて価格が設定されます。また彫刻の場合、美術的な価値も価格に影響を与えるでしょう。オークションサイトでの平均的な販売価格は、25,000円ほどです。一部の買取業者では、彫刻などを15万円で買い取る場合もあります。

 

陶磁器

陶磁器のなかでも、伊万里焼・唐津焼・備前焼などの人気が高い傾向にあります。多くのコレクターが魅了されており、絵画や掛軸と同様に、買取業者が多く存在するカテゴリーです。
陶磁器には、作品の制作者や制作時期の他にも、産地や状態といった要因が価格に影響を与えます。とくに、人間国宝に認定された作家の作品などは、高額な査定を受けることがあるでしょう。
中国の北栄時代に制作された青磁の筆洗い用椀「北宋汝窯天青釉洗」は、約42億円で売却された事例があります。また、人気のある古伊万里の陶磁器は、平均的な取引価格が8万円程度です。

【食器・陶器買取】食器や陶器の高価買取は愛知名古屋 永寿堂へ

 

火鉢

火鉢は、中国から伝わった暖房器具です。江戸〜明治時代以降、一般の人々も利用する一般的なものになるまで、非常に価値の高い品と認識されていました。優れた職人によって制作される品であり、装飾に高い評価を受けています。
火鉢のなかでも、希少な素材から製造されたものは価値が高い品物です。また、一流の陶芸家による火鉢の状態が優れていて装飾が素晴らしい場合、数万円から百万円以上の価値があることもあります。
高級品であった時代の火鉢は、限られた数しか製造されておらず、希少性の高いアイテムです。過去の取引事例としては、欅や紫檀といった高級な素材で作られ見事な蒔絵が入った火鉢が4万~8万円、美術的価値が高い火鉢では、10万円前後の価格がついたこともあります。さらに作家ものの火鉢も価値が高く、人間国宝と呼ばれた濱田庄司の作品は、7万~12万円で取引された実績を持つそうです。

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レトロ玩具

レトロ玩具コレクションは、ブリキの玩具から始まり、鉄腕アトムをはじめとしたキャラクターアイテムなど、幅広い品物が古道具として取引可能です。アイテムの種類が多岐にわたるため、専門の買取業者が複数存在します。
オークションサイトでの平均的な販売価格は、15,000円ほどと比較的安価です。マジンガーZのフィギュアなど、600万円という高額で取引されたアイテムもありました。レトロ玩具の買取価格は、買取業者が公表しているケースが一般的です。売却を検討する際には、これらの価格情報を事前に調査して、おおよその価格を把握しておくと良いでしょう。

レトロ玩具・コレクター収集品の買取

 

刀剣・甲冑

日本国内だけでなく国外でも人気がある日本刀などの刀剣は、骨董品として幅広い市場で取引可能です。刀剣のカテゴリーには、日本刀・太刀・脇差・兜・甲冑・短刀・刀装具などがあります。刀そのものだけでなく、関連する装具も買い取られることが一般的です。
このような刀剣市場は世界的に存在し、価格は大きく変動します。そのため、売却のタイミングによって価格が異なることがあるでしょう。買取業者は公に価格を公表しておらず、市場価格がわかりにくい品目といえます。
新撰組副長である土方歳三が所有していた名刀「和泉守兼定」は、1,700万円で取引されました。また源清麿の作品は、15,000万円で売却されたこともあるアイテムです。オークションサイトでの平均的な落札価格は約18万円であり、高価なアイテムとして位置づけられています。

 

高額買取してもらえる可能性が高い骨董品の特徴5選

高価買取できる骨董品の皿骨董品は、専門的な知識を持たない人にとって、その価値を判断しにくいアイテムばかりです。見た目が似ているように見える骨董品でも、高価なものとそうでないものには大きな違いがあります。
骨董品の中でも、高額買取を期待できるアイテムとはどのようなものなのでしょうか。本章では、その特徴を5つのポイントに分けて紹介します。

 

1.有名な作家・メーカーの作品である

骨董品の価値を判断するための重要な指標の一つとして、「作家物」かどうかを確かめるという方法があります。ここでいう「作家物」とは、有名な作家によって制作された骨董品のことです。一般的に有名な作家の一人には、「柿右衛門」が挙げられます。見かけ上の類似性がある骨董品であっても、実際に「柿右衛門の作品」とそうでないものとでは、金額がまったく異なります。
また「杉山寧」という日本画家は、一般の人々にはあまり知られていないかもしれません。しかし、骨董品や美術品の専門家のなかでは、非常に有名な作家として知られています。なかには、1千万円以上で取引される作品も存在するほどです。
作家物かどうかを確認する方法は、意外と簡単かもしれません。具体的な方法としては「落款(らっかん)」と呼ばれる印や、「銘」や作家の「サイン」を調べることでしょう。作品の共箱や裏側、蓋の裏などに、作家の名前や関連情報を示すような「刻印」が見つかれば、それが作家物であると判断されます。
ただし作家物であるからといって、必ずしも高価というわけではありません。作家によって価値が異なる、つまり「誰が」作ったものかが重要である点には、注意して下さい。
古いサインや落款は読みにくい文字が多く、詳細な骨董品の価値を特定することは難しいかもしれません。作家物かどうかを確認したい場合は、買取業者に査定を依頼するのがおすすめです。

 

2.傷や汚れが少なく保存状態が良い

アイテムの状態が完璧であり、破損・傷・汚れ・色あせ・しみなどが一切ない場合には、骨董品の高額査定が期待できるでしょう。
骨董品は、温度や湿度に敏感です。保存状態が悪ければ、しみがついてしまったり、カビが発生してしまったり、ひび割れが生じてしまったりすることがあります。
これらの問題を避けるためには、風通しが良く、直射日光が当たらない場所で保管しなければなりません。また、鑑定士も人間です。まったく同じ作家の同じアイテムが2つあれば、状態の良いものに高額な査定額をつけたくなるのは当然といえるでしょう。

 

3.古い年代に作られ希少性が高い

一般的に、骨董品は作られた時代が古いほど価値が高まります。この理由は、骨董品の価値には​希少性​が関与しているためです。
極端な例を挙げると、1400年代と1900年代に流通していたとされる焼物を比較すると、現在でも存在する数は、前者の方が明らかに少ないでしょう。つまり「1400年代の骨董品は希少性が高く、買取価格がより高額になる」と予想できます。
ただし、骨董品の価値には、古さ以外にもさまざまな要因が影響します。そのため、古ければ必ず高価であるわけではありませんが、鑑定の経験が浅い人にとっては、古さが高価な骨董品の指標として考えても良いでしょう。その骨董品がいつ作られたものなのかを確認する際には、付属品や共箱を確認して下さい。どこかに、作られた時期が記載されている可能性があります。

 

4.価値の高い素材が使われている

骨董品のなかには、象牙のように素材そのものに価値のあるものも存在します。ほかの骨董品においても、高額買取が期待できるか否かは、使用されている素材を確認するのが有用な方法です。なかでも、血赤珊瑚・翡翠・琅玕・金銀製品などは、高級な素材として広く知られています。
上記の素材が使われている骨董品は、富裕層が嗜好品として好んでいたアイテムが多くあるようです。見かけは古びたやかんでも、金や銀で作られた金瓶や銀瓶であれば、数十万円から百万円以上の価値が期待できます。同様に、鉄瓶のつまみに上記のような高級素材が使われている場合でも、それは高価な骨董品と見なされるでしょう。

 

5.付属品や鑑定書がある

付属品や鑑定書がある骨董品は、高額買取が期待できます。そろっている箱や鑑定書などを骨董品と一緒に売却すると、より高い価格で取引できる可能性が高まるかもしれません。
いくら有名な作家によって作られた骨董品であっても、そのことが証明できなければ、高い値段をつけるのは難しいでしょう。制作者や製造メーカーが特定できれば、その古美術品の価値を確立するのに役立ちます。共箱のような付属品や鑑定書といった関連アイテムは、捨てずに保管しておきましょう。

 

骨董品を高額買取してもらうための5つのポイント

レトロ雑貨のイメージ骨董品は需要が高い一方で、その確かな価値を判断するのが難しいものでもあります。自宅に眠ったままの骨董品を少しでも高値で売りたい場合には、査定時に評価を向上させるために以下の方法を実践してみましょう。骨董品を高く売るためのポイントは、以下の5つです。

  1. 査定には付属品も一緒に出す

  2. 修復は自分で行わない

  3. 複数の業者から見積もりをしてもらう

  4. 保存環境に気をつける

  5. 買取してもらうと決めたら早めに行動する

それぞれのポイントについて、本章で解説します。

 

1.査定には付属品も一緒に出す

骨董品の買取を依頼する際には、すべての付属品を一緒に売却しましょう。外箱や共箱、内袋、付属の道具など、査定時にはこれらをすべてセットで提供して下さい。箱に挟まっている紙片や正式な説明書などは、骨董品にとって価値のある付属品です。家族が代々受け継いできた骨董品の中には、鑑定書を持つ品物も多く存在します。
故人がその価値を理解して保存していた場合、鑑定書は品物とは別の場所に付属品が保管されていることもあります。家族全員に詳細を確認してみましょう。

 

2.修復は自分で行わない

売却を考えている骨董品に微細な損傷や汚れが見られた場合、それを自力で修復しようと思う方もいるかもしれません。たとえば、汚れをこすり取ろうとしたり接着剤を用いて元通りにしようとしたりするなどです。
よかれと思っての行動とはいえ、骨董品に手を加えることは避けるべきでしょう。自分で修理を試みることで、むしろアイテムが壊れたり価値が減少したりする可能性があります。
また骨董品は、その歴史的な価値が問われる品物です。「経年変化も趣の一つ」とされることもあるため、素人が手を加えるのはやめましょう。

 

3.複数の業者から見積もりをしてもらう

骨董品の買取を依頼する際は、複数の業者で査定する「相見積もり」を取りましょう。
骨董品の買取市場では、店舗ごとに得意なジャンルや独自の査定基準があるといったケースも珍しくありません。同じ品物でも、業者によって査定額が異なることは多々あります。
買取相場が不明な場合は、複数の買取店に査定を依頼し、品物の正確な価値を評価してくれる店を選んで下さい。

 

4.保存環境に気をつける

骨董品は、その保存環境にも気をつけましょう。「直射日光を避ける」「小まめに部屋を換気する」など、保管する場所や方法に気をつけて下さい。また軽微な砂やほこりは、取り除いておくべきですが、洗剤や薬剤は使用しないように注意しましょう。素材によっては、品物を傷める原因となり得ます。
お手入れは柔らかい布でサッと拭くなど、軽度なものに留め、保管場所にこだわりましょう。

 

5.買取してもらうと決めたら早めに行動する

なるべく早く売却を検討することも重要です。多くの骨董品は長い年月が経過しており、わずかな移動や衝撃で傷つく可能性があります。
一部の骨董品は気温や湿度に敏感であり、適切な環境で保管しないと劣化や腐敗が進行してしまうかもしれません。とくに、釉薬の施された陶磁器や、日本の気候で錆びやすい鉄器には注意必要がです。価値が低下する前に、できるだけ良い状態で鑑定・査定を受けることをおすすめします。

 

骨董品の買取なら永寿堂にお任せ下さい

骨董品の買取りは永寿堂へ骨董品買取専門店の永寿堂では、愛知県(名古屋市)・岐阜県・三重県を中心に、全国各地への出張買取も行う専門店です。当店では骨董品だけでなく、茶道具・絵画・中国美術・掛軸・武具(刀・甲冑)・レトロ玩具・コレクター収集品・西洋アンティーク・仏具・法衣など、幅広い品物に対応しています。
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骨董品買取専門店 永寿堂へのお問い合わせ先

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まとめ

骨董品買取り相場のまとめイメージこの記事では、骨董品の買取相場について解説しました。ひと口に骨董品といっても、掛軸・絵画・茶道具・レトロ玩具など、その種類は多岐にわたります。種類ごとに買取価格が異なるだけでなく、保存状態や作家、作られた時代によってもその価値は変動するでしょう。
専門知識を持たない一般の方にとって、これらの鑑定は非常に難しいことです。使われていない骨董品や手放したい骨董品がある場合は、ぜひ専門家に鑑定依頼をして下さい。

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