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茶道具の種類10選!基本情報や高く売る3つのポイントを解説

茶道具にはたくさんの種類があり、なかでも代表的な道具は10種類あります。茶道具はどれも読み方が難しく、どんなことに使うのかわからない方も多いのではないでしょうか。この記事では茶道具の種類と使い方、高く売るポイントまで解説します。

1.茶道具の定義を解説
2.代表的な茶道具の種類10選
  2-1.お茶を点てるときの器「茶碗」
  2-2.抹茶を入れるために使う「棗」
  2-3.抹茶をすくための道具「茶杓」
  2-4.お茶を混ぜるときに使う「茶筅」
  2-5.水を入れる器「水指」
  2-6.窯や水指から水をくむ道具「柄杓」
  2-7.お湯を沸かす道具「釜・茶釜」
  2-8.お香を入れる容器「香合」
  2-9.床の間に飾ってある「掛け軸」
  2-10.水を捨てる受け皿「建水」
3.茶道具を高く売るポイント3つ
  3-1.付属品を揃えて売る
  3-2.まとめて売る
  3-3.きれいな状態で売る
4.不要になった茶道具の売却は「永寿堂」へ!
5.まとめ

 

茶道具の定義を解説

茶道具定義

茶道具とは、茶道に用いる道具のことを指します。煎茶か抹茶かの種類は問われません。茶道具が世に広まったのは、千利休が自ら茶道具を作り出して市場に流通させたことがきっかけです。

千利休が作った和物の茶道具は高く評価され、市場で大きな値が付くようになりました。茶道具は、大きく次の5つに分類されます。

・天茶用具
・懐石用具
・水屋用具
・装飾用具
・待合用具

流派によって用いられる茶道具に違いがあり、また季節によっても変わります。美しいものはお茶の席の観賞用として、あるいはお客様を招く口実にも使われました。茶道具の歴史について知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

茶道具の歴史で知っておきたい出来事を紹介!買取ポイントも解説!

 

代表的な茶道具の種類10選

代表的な茶道具種類

茶道具には、代表的なものが10種類あります。

・お茶を点てるときの器「茶碗」
・抹茶を入れるために使う「棗」
・抹茶をすくための道具「茶杓」
・お茶を混ぜるときに使う「茶筅」
・水を入れる器「水指」
・窯や水指から水をくむ道具「柄杓」
・お湯を沸かす道具「釜・茶釜」
・お香を入れる容器「香合」
・床の間に飾ってある「掛け軸」
・水を捨てる受け皿「建水」

自分の持っている道具がどのような名前のものなのか、また用途について知りたい方は、以下の解説を参考にしてください。

 

1.お茶を点てるときの器「茶碗」

茶道に欠かせない道具の一つである「茶碗」。茶碗とは、お茶を点てて飲むために使われる器のことです。産地や作家によって種類が分かれており、濃茶には文様のないものが使われ、薄茶には文様のあるものが用いられます。

有名な茶碗の種類は、以下の二つです。

・和物
・唐物

和物茶碗には、格が高くてお茶が点てやすい楽焼が当てはまります。唐物の茶碗は、朝鮮の高麗と呼ばれるものや中国の天目茶碗などです。茶碗には多くの種類があり、それぞれ格も違うのが特徴とされています。

 

2.抹茶を入れるために使う「棗」

抹茶を入れるために用いるのが「棗(なつめ)」です。棗の実の形に似ていることから、その名前が付けられました。ひと昔前までは黒い漆器が使われていましたが、現代では花柄など個性的なデザインが施されている棗も多くあります。

棗には大棗や中棗、平棗など多くの種類があることが特徴です。その数は16種類ともいわれています。基本的な使い方は、以下のような流れです。

・抹茶をふるいでこす
・茶杓ですくい、棗にもるように入れる

ふるいでこす理由は、塊が入っていると飲んだときの口当たりが悪いのをなめらかにするためです。また茶杓は、抹茶が静電気を帯びてお茶が飛び散るのを防ぐために使います。

なお、抹茶は湿気を帯びやすいものであるため、保管するときは冷蔵庫などに入れましょう。

 

3.抹茶をすくための道具「茶杓」

抹茶をすくうために用いられる道具が「茶杓(ちゃしゃく)」です。抹茶を茶碗に入れたり、逆に棗に戻したりするときに使われ、孫の手のような形の曲がったところで抹茶をすくいます。

多くの茶杓は竹製で、普段は同じ材質の筒に入れて保管するのが常識です。ほかにも象牙や鼈甲(べっこう)、木製タイプの茶杓も存在します。

使い終わった後は洗わずに、乾いた布で拭き取りましょう。茶道具の中でも特に重んじて使われている道具です。

 

4.お茶を混ぜるときに使う「茶筅」

「茶筅(ちゃせん)」は、お茶を混ぜるときに用います。流派によって使われる竹の種類や形状が異なるのが特徴です。お茶を混ぜる部分は「穂」と呼ばれ、その数によって種類が分けられます。

穂は多いもので120本、少ないもので16本です。穂が多いものは泡立てやすく、薄茶向きとされており、初心者でも扱いやすい特徴があります。

穂が少ないものは、香り高い濃茶を練るのに向いています。薄茶と濃茶の両方に使えるのは、標準的な本数とされる64本のものです。64本の茶筅は、薄茶・濃茶を点てる方や初めて茶道具を揃える方に向いています。

 

5.水を入れる器「水指」

「水指」は、水を入れるための器として用いられます。入れられている水の用途は、以下のとおりです。

・お茶の温度を調節する
・茶碗や茶筅をすすぐ
・釜に水を足す

水指は磁器や陶器、金属、ガラスなどで作られており、蓋と本体が同じ種類の場合は「共蓋」と呼ばれ、別の種類の塗物を「塗蓋」と呼びます。道具との調和や季節などによって使うものを変えるのが特徴です。

夏には平水指の大きなものを使い、秋には中置と呼ばれる細長い水指を用いるとされています。

 

6.窯や水指から水をくむ道具「柄杓」

釜や水指から水をくむ道具を「柄杓(ひしゃく)」と呼びます。水をすくう部分の「合」と持ち手に当たる「柄」から構成されており、人差し指と節が当たるように持つのが正解です。

柄杓には、大きく分けて3つの種類があります。

・炉用柄杓:合が大きめで、絵の端の部分である切止が表側できられており、11〜4月に用いられる
・風炉用柄杓:合が小さめで、切止が裏側で切られており、5〜10月に用いられる
・炉用・風炉用の兼用柄杓:合が中ぶりで、練習用として用いられることが多い

合をあわせたときに柄の端の部分が見えない場合は炉用とされ、見える場合は風炉用とされています。

 

7.お湯を沸かす道具「釜・茶釜」

「釜・茶釜」は、お湯を沸かすために使われる道具です。茶会の開催を「釜を掛ける」と表現することがあるほど、茶道には欠かせない道具とされています。鉄製で大きさや形はさまざまです。

一般的に炉用には大きめのものを、風炉用には小さめのものを用います。そもそも茶釜は、大和時代に中国から伝わった「鍑(さがり)」を元に作られた道具です。長い年月をかけて徐々に改良されていき、鎌倉時代末期から室町時代初頭で現在の形になりました。

戦国時代には武将たちがこぞって茶道を楽しんだことから、茶釜も全国に広がったとされています。釜・茶釜は意外に歴史が古いのです。

 

8.お香を入れる容器「香合」

お香を入れる容器として使われているのが「香合(こうごう)」です。お香は、茶室に集まる客人の精神を清めることを目的として焚かれます。香合は、客人をお茶の世界に導くために欠かせない道具の一つなのです。

香合を使用するタイミングは、炭点前です。炭点前とは、茶釜の湯の温度を上げる際に炉に炭をくべることをいい、このタイミングで香合から香を取り、大きな炭という意味を持つ「胴炭」のあたりに入れます。

炭点前がない場合は、香合を紙釜敷に乗せて床の間で飾っておくのが一般的です。

 

9.床の間に飾ってある「掛け軸」

床の間に飾るための「掛け軸」も茶道具の一つとして数えられます。茶道とは、お茶を点てて飲むことだけではありません。茶室の雰囲気もお茶と一緒に楽しむのが醍醐味とされています。

そのため、雰囲気作りに掛け軸が欠かせないアイテムとされているのです。基本的には、どんな種類の掛け軸を飾っても問題はありません。とはいえ、茶会に好まれる種類が存在します。

それは書で描かれた掛け軸です。特に禅宗の僧侶である墨蹟が書いた書は、茶会向きとされています。ほかにも、能書家によって書かれたものが飾られることも多いです。

もしも茶室に飾っていた掛け軸を片付けたいと思った方は、以下の記事も参考にしてみてください。

飾らなくなった掛け軸のしまい方6ステップ!扱うときの注意点も解説

 

10.水を捨てる受け皿「建水」

水を捨てる際の受け皿として使われるのが「建水(けんすい)」です。別名「こぼし」とも呼ばれており、唐銅や砂張、陶磁器などの種類があります。

形には決まりがなく、多種多様なデザインのものが出回っているのが特徴です。建水は格が低い道具とされ、点前の際には客人から見えにくい位置に配置して使用します。

建水が広まったのは鎌倉時代です。この時代の建水は、銅製のものが主流でした。現在使われている陶器製のものは江戸時代に登場しましたが、当時はあまり受け入れられなかったようです。

陶器製が広まったのは明治時代で、裏千家の「立礼式」では「陶器皆具」を使うとされていたことから現在にいたります。

なお、茶道具の買い取り相場について知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

【種類別】茶道具の買取相場と高く売れる作家を徹底解説!

 

茶道具を高く売るポイント3つ

茶筅の画像

茶道具は、以下の3つのポイントをおさえると高く売れる可能性が高くなります。

・付属品を揃えて売る
・まとめて売る
・きれいな状態で売る

「手間がかかって面倒だ」と思う方も多いことでしょう。しかし、価値を上げるためにも大切なことです。一つずつチェックして、できることがあるかどうかを確かめてみてください。以下でそれぞれ詳しく解説します。

 

1.付属品を揃えて売る

茶道具を高く売りたいのであれば、付属品を揃えて売るようにしましょう。付属品の有無によって査定額に差が出ることが多いため、揃えておいたほうが得をする可能性が高いのです。付属品には、以下のようなものが挙げられます。

・共箱
・共箱を包んでいた布
・道具を止めていた紐
・鑑定書
・保証書

細かい付属品であっても査定額に影響するため、購入した際に付いていた付属品は必ず保管しておいてください。

 

2.まとめて売る

不要になった茶道具を売るときには、できるだけまとめて売るようにしましょう。茶道は、一つの道具だけでできるものではありません。道具一式を揃えてはじめてできます。正式な茶道具の場合、組み合わせが決まっていることも多いです。

茶杓などは捨ててしまう方も多いですが、それは避けましょう。セットで販売するほうが買取業者の利益も高いため、一式を持ち込むと買取価格が上がる可能性が高いからです。一式になっているものは、どんなに古くても全てまとめて売るようにしましょう。

また茶道具をたくさん所有している方の場合、まとめて売るほうが高く買い取ってもらえる可能性が高いです。まとめて査定に出すことで時間短縮にもなり、買取価格に還元してもらえる可能性もあります。

 

3.きれいな状態で売る

きれいな状態で買い取ってもらうことも大切なポイントです。茶道具にホコリや汚れが付いている場合は、柔らかい布で拭いてきれいにしましょう。ただし、強くこすってしまうとキズが付くこともあります。査定額ダウンにつながるため、注意してください。

いつか売ろうと考えている茶道具は、保存環境に気をつけておくのがおすすめです。茶道具は温度や湿度、乾燥、直射日光などによってヒビが入ったり、カビが発生する可能性があります。茶道具の保管は、湿気が少なくて暗い場所にしましょう。そうすると売るときもきれいな状態になるのでおすすめです。

 

不要になった茶道具の売却は「永寿堂」へ!

不要な茶道具売却は永寿堂

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【永寿堂へのお問い合わせ】
・TEL:0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com

 

まとめ

茶道具の種類に関するまとめ

茶道具とは、茶道に用いられる道具の総称です。5つに分類される特徴があり、美しい茶道具はお客様を招く目的としても使用されています。

茶道具には、代表的な種類が10種あります。茶碗や釜、茶釜など茶道に欠かせないものから、建水のような格の低いものまでさまざまです。

もしも茶道具を売りたい場合は、高く売るためのポイントをおさえておきましょう。査定額に大きな差が出ることもあるため、できるだけ手を施すのがおすすめです。もしも売るお店に迷っている場合は、ぜひとも「永寿堂」におまかせください。

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