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【茶碗買取】茶碗の買取相場や売る時のポイントは?

茶碗の買取りは永寿堂におまかせ下さい。茶碗について今回は、価値の高い茶碗の特徴や買取相場、高価買取のポイントについてまとめました。買取業者の選び方も紹介するため、茶碗を含む骨董品の買取を検討する方は参考にしてください。

【目次】
茶碗の買取りについて
価値の高い茶碗・茶道具の特徴
 古い年代に作られた
 有名作家に作られた
 有名な産地で作られた
有名作家が作った茶碗の買取相場
 北大路魯山人の買取相場
 三輪休雪の買取相場
 楽吉左衛門の買取相場
 荒川豊蔵の買取相場
茶碗を高く買取してもらう4つのポイント
 1.ヒビや欠けなどがない状態で保存しておく
 2.自分で修復や掃除をせずに査定に出す
 3.箱や鑑定書などの付属品も一緒に査定に出す
 4.見つけたら早めに査定へ出す
茶碗の買取業者を選ぶポイントは?
 査定者が茶碗や茶道具への造詣が深い
 買取の手段を選べる
 茶碗の買取実績が豊富
 査定や出張などの手数料が無料
茶碗の買取なら永寿堂にお任せ下さい
まとめ

 

茶碗の買取りについて

茶碗などの茶道具一式茶碗の買取りについて考える際、まずはその価値や需要について理解することが重要です。茶碗の価値は、その歴史性や希少性、美しさなどによって左右されます。有名な陶器や美術工芸品は特に高い価値がありますが、一般的な茶碗でも、製作者や年代、デザインなどによって価値が異なります。
茶碗の買取り価格は、市場の需要と供給によって変動します。需要が高ければ価格も上がりますが、需要が低い場合は価格が下がることもあります。そのため、茶碗を買取りに出す際には、市場の状況や相場をよく調べることが重要です。
また、茶碗の買取りを考える際には、信頼できる買取業者を選ぶことも大切です。買取業者は、専門知識や経験を持っていることが重要です。また、茶碗の状態や歴史性を正しく評価してくれる業者を選ぶことも重要です。口コミや評判を参考にするなどして、信頼性の高い買取業者を選ぶことが大切です。
茶碗の状態や歴史性、需要などによって買取り価格は異なります。高価な茶碗であれば高い価格が付くこともありますが、一般的な茶碗であれば安い価格で買い取られることもあります。
茶碗の買取りには、いくつかの方法があります。一般的な方法としては、買取業者に茶碗を持ち込んで査定してもらう方法や、買取業者に茶碗の写真を送って査定してもらう方法があります。また、オークションなどを利用して茶碗を買取ってもらう方法もあります。
茶碗の買取りには、注意点もあります。茶碗は古いものや希少価値の高いものであっても、市場価値が低い場合があります。そのため、買取業者の査定額に騙されないように注意することが重要です。また、茶碗を売る際には、買取業者の手数料や手数料などの費用にも注意することが重要です。
茶碗を買取りに出す際には、茶碗の価値や需要をよく理解し、信頼できる買取業者を選ぶことが重要です。また、茶碗の状態を良く保つことや注意点にも注意して、安心して茶碗を買取りに出すことが大切です。

 

価値の高い茶碗・茶道具の特徴

価値の高い茶碗価値の高い茶碗や茶道具の特徴には、次のようなものが挙げられます。

  • 古い年代に作られた

  • 有名作家に作られた

  • 有名な産地で作られた

それぞれの特徴について詳しく解説します。

 

古い年代に作られた

高額査定される茶碗や茶道具には、古い年代に作られた作品が多くあります。古い年代に作られた作品の価値が高くなるのは、希少性が高いと判断されるためです。いつ生産されたのかを確認したい場合は、茶碗や茶道具を保管している共箱(ともばこ)や鑑定書を見てみましょう。
明治時代以前に作られた茶碗は、高額査定になる可能性が高いです。ただし、年代が古くても現存数が多い、または保存状態が悪い場合には、価値が低いと判断されることがあります。
抹茶茶碗の種類について詳しく知りたい方は、以下の記事を確認してください。

茶道における抹茶茶碗の種類を解説!買い取ってもらう際のポイントもご紹介

 

有名作家に作られた

茶道具は、茶碗や鉄瓶、茶釜など豊富な種類が生産されています。骨董品においては茶道具の種類を問わず、有名作家が作る作品に高い価値がつきます。茶道具の作家として例を挙げると、北大路魯山人(きたおおじろさんじん)や三輪休雪(みわきゅうせつ)、楽吉左衛門(らくきちざえもん)などが有名です。
有名作家の茶道具であるかどうかを確認する方法として、落款(らっかん)があります。落款とは、茶道具の裏側や作品を保管している共箱などに作家名を刻印したものです。刻印された落款は、有名作家の作品であることの証明になり、茶道具の価値を上げてくれます。

 

有名な産地で作られた

有名産地の窯で作られた茶碗は、骨董市場で高額取引になる傾向があります。とくに、有名産地の焼き物で知られる有田焼や萩焼、益子焼、備前焼、京焼は、高額査定がつくことが多いです。

それぞれの特徴を以下で確認しましょう。

有田焼(ありたやき)

佐賀県有田町で生産される磁器で、江戸時代には伊万里焼または肥前焼と呼ばれていた。有名作家には、井上萬二や今泉今右衛門、奥川忠右衛門などが挙げられる。

萩焼(はぎやき)

江戸時代に発展した陶器であり、独特の柔らかな風合いが特徴で、使い込むほどに器の色合いが変わる。有名な作家には、坂倉新兵衛や吉賀大眉などが挙げられる。

益子焼(ましこやき)

江戸時代末期に発展した陶器で温かみのある素朴さと、重厚な力強い美しさを兼ね備えているのが特徴である。有名作家には、島岡達三や佐久間藤太郎などが挙げられる。

備前焼(びぜんやき)

日本六古窯でもっとも古い焼き物であり、岡山県備前市が代表的な産地で、釉薬(うわぐすり)や絵付けをせずに高温で焼き上げるのが特徴である。有名作家には、藤原啓や藤原雄などが挙げられる。

京焼(きょうやき)

江戸時代初期に発展した陶器で、現在は京都で焼かれる焼き物全般が京焼と呼ばれている。有名作家には、野々村仁清や尾形乾山、青木木米などが挙げられる。

萩焼の特徴や買取ポイントについて詳しく知りたい方は、以下の記事を確認してください。

萩焼は高価買取を期待できる骨董品の1つ!特徴や買取ポイントを紹介

 

有名作家が作った茶碗の買取相場

有名作家の茶碗高価買取が期待できる有名作家には、次のような人物が挙げられます。

  • 北大路魯山人

  • 三輪休雪

  • 楽吉左衛門

  • 荒川豊蔵(あらかわとよぞう)

作家の概要や買取の費用相場について詳しく解説します。

 

北大路魯山人の買取相場

北大路魯山人は、明治から昭和初期に活躍した芸術家です。独学にもかかわらず、陶芸や絵画、篆刻など幅広い分野にわたり、類まれなる才能を発揮しました。若い頃から食への関心が強く、1921年には骨董店を営みながら、会員制料亭「美食倶楽部」を創業しています。
美食倶楽部では、自ら厨房に立って料理を振る舞いながら、自作の陶芸作品に料理を盛り付けて客をもてなしていました。陶芸では、さまざまな技法や各窯元の作風を取り入れ、北大路魯山人独自のスタイルを創り上げています。生涯で2030万点もの作品を残しており、骨董市場では数万円台から数百万円で取引されていることが多いです。

 

三輪休雪の買取相場

三輪休雪は、山口県萩市の萩焼窯元である三輪窯の当主が代々襲名する陶芸作家の名称です。茶陶を制作の中心に据え、自己の個性を投じた造形を追求してきました。三輪休和(10代目)と三輪壽雪(11代目)は、萩焼の技術で重要無形文化財(人間国宝)として認められ、高額査定が期待できる作品が多く残されています。
たとえば、11代目の三輪休雪が制作した「鬼萩(おにはぎ)茶碗」は、大地に雪が積もったかのような表現が魅力的な作品です。雪のように見える白い釉薬が茶碗全体を覆うデザインですが、その見た目から冷たさは一切感じられず、逆に温かみのある印象を与えます。骨董市場で人気が高く、40万円~50万円程度の高額査定が期待できる茶碗です。

 

楽吉左衛門の買取相場

楽吉左衛門は、安土桃山時代から続く、楽焼を制作する茶碗師が代々襲名する名称です。楽焼(らくやき)は、轆轤(ろくろ)を使わず手で作り、高温で焼き上げて一気に冷やす独特の製法で制作します。作品は、ほかの焼き物にはない優しい味わいや温もりを感じられるのが特徴です。
簡単な作品から時間をかけた力作まで多くの茶碗を残した楽吉左衛門ですが、若年の作品より独自の境地を築いた晩年の名品が価値がつく傾向にあります。たとえば、15代目の楽吉左衛門が制作した「焼貫黒樂茶碗」は、100万円程度の高額査定が期待できます。

 

荒川豊蔵の買取相場

荒川豊蔵は、志野焼の重要無形文化財(人間国宝)に加え、文化勲章を受賞した日本を代表する陶芸家です。母方は、多治見市高田で製糖業を営む陶祖である加藤与左衛門景一の直系でした。桃山時代以来から続く美濃焼陶工の血筋を受け継ぎ、初期に作られた志野焼に陶芸の原点を求めて作陶を重ねていきます。
やがて、長石を釉薬とした「志野釉」で作る、「荒川志野」と呼ばれる独自の境地を確立しました。茶碗に白い肌と表面に現れる無数の小さな穴が見られるのが特徴です。数ある作品のなかでも、荒川志野で作られた茶碗は100万~200万円の高額査定が期待できます。

 

茶碗を高く買取してもらう4つのポイント

高価買取が望める黒茶碗茶碗を高く買い取ってもらうポイントには、次のようなものが挙げられます。

  • ヒビや欠けなどがない状態で保存しておく

  • 自分で修復や掃除をせずに査定に出す

  • 箱や鑑定書などの付属品も一緒に査定に出す

  • 見つけたら早めに査定へ出す

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

 

1.ヒビや欠けなどがない状態で保存しておく

茶碗や茶道具に限らず、作品の保存状態は査定に影響します。価値のある茶碗や茶道具でも割れや欠け、修繕した跡が見られる作品は、査定金額が下がることが多いです。また、貫入(かんにゅう)と呼ばれる陶磁器の釉薬に発生する細かいひび模様も、価値を下げる要因になります。
高額査定を狙うなら、きれいな状態で保存することが大切です。陶磁器を焼いて冷ます過程において、陶器の素地と釉薬の収縮度の違いにより、釉薬が割れたような状態で固まることがあります。日常生活で使用する分には問題ありませんが、劣化が進むとその部分が割れて見えてしまい、買取時に影響が出ることがあるでしょう。
価値の高い茶道具の特徴について詳しく知りたい方は、以下の記事を確認してください。

価値の高い茶道具とは?茶器や茶碗を高価で買取してもらうポイントを解説

 

2.自分で修復や掃除をせずに査定に出す

きれいに保存されている茶碗は見た目の印象が良く、高額査定が期待できます。しかし、きれいに掃除したり、小さな傷を自分で修復したりするのはやめましょう。見た目の印象は良くなりますが、掃除や修復する際に貴重な茶碗に傷がついたり壊れたりする可能性があります。
本来は高額査定が見込めた茶碗でも、傷や欠けが見られると価値が下がることがあるのです。損傷次第では買取自体を断られる場合もあるため、保管された状態で査定に出しましょう。陶器は少しの衝撃で割れることがあるため、店頭で査定してもらう場合は慎重に持ち運んでください。
陶器の処分方法について詳しく知りたい方は、以下の記事を確認してください。

陶器を処分できる6つの方法!いらない食器の捨て方や注意点などを解説

 

3.箱や鑑定書などの付属品も一緒に査定に出す

高額査定を受けたい場合は、共箱や鑑定書などの付属品を揃えて査定に出しましょう。骨董品の買取では、付属品の有無が買取価格に影響する場合があります。共箱は茶碗を保管するもので、署名が書かれている場合は作家を確認することが可能です。作品が本物であることへの証明にもなり、高額査定が期待できます。
鑑定書は、有名作家が制作した茶碗が本物であることを示す証明書です。茶碗が本物であることを確認できる作品名や年代、作家名などが記載されています。共箱や鑑定書以外にも、作品を包む仕覆(しふく)や栞(しおり)などがある場合も多いです。

 

4.見つけたら早めに査定へ出す

高額査定を受けたい場合は、早めに査定に出すのがおすすめです。茶碗は長年放置すると、経年劣化によりダメージが生じる場合があります。査定に影響を及ぼすほどの経年劣化が見られる場合は、買取を断られるケースも多いです。
「ほかの骨董品とまとめて出そう」「いつでも査定に出せるから」と査定を後回しにすると、本来は高額査定が期待できた茶碗でも価値が下がる場合があります。自宅に保管されていた茶碗を見つけたら、早めに買取に出すのも高値で売る重要なポイントです。

 

茶碗の買取業者を選ぶポイントは?

備前焼の煎茶碗茶碗の買取業者を選ぶ際におさえておきたいポイントには、次のようなものがあります。

  • 査定者が茶碗や茶道具への造詣が深い

  • 買取の手段を選べる

  • 茶碗の買取実績が豊富

  • 査定や出張などの手数料が無料

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

 

査定者が茶碗や茶道具への造詣が深い

茶碗に関する深い見識をもつ経験豊富な査定者に査定を依頼しましょう。茶碗には有名作家の手がけた作品が多くあり、査定額が高額になることも多いです。茶碗に精通していない査定者に依頼すると、高い価値のある作品を安く見積もられる可能性があります。
本来であれば高額査定を受けられる茶碗を、安値で見積もられるのは惜しいです。適正に評価してもらうために、茶碗に関する深い見識をもつ経験豊富な査定者に鑑定をお願いしましょう。

 

買取の手段を選べる

買取手段を選べることも買取業者を選ぶうえで重要なポイントです。一般的に、買取手段は持ち込み買取、出張買取、宅配買取の3種類から選べます。

持ち込み買取

査定者が店舗に持ち込んで査定する

出張買取

査定者が自宅に訪問して査定する

宅配買取

作品を店舗に送付して査定する

茶碗は繊細で割れやすく、持ち込み買取や宅配買取では移動中に破損する可能性があります。大きな傷や割れた作品は買取自体を断られる場合もあるため、自宅で査定してもらう出張買取がおすすめです。買取を検討する場合は、出張買取に対応する買取業者を選びましょう。

 

茶碗の買取実績が豊富

適正な査定を望むなら、茶碗の買取実績が豊富な買取業者を選びましょう。買取実績が多いのは、それだけ利用者から信頼されている証です。また、買取実績が多い査定者ほど経験も豊富であるため、茶碗の価値を適正に評価してくれます。
買取実績を確認するには、買取業者の公式サイトを確認するのがおすすめです。参考事例として過去の買取価格が紹介されている場合もあり、おおよその費用相場も把握できます。

 

査定や出張などの手数料が無料

買取業者によっては、査定料や出張料などの手数料がかかる場合があります。高額で買取してもらえても、手数料がかかると手元に残る金額が減ってしまうでしょう。優良な買取業者は買取実績と信頼によって多くの取引をおこなえるため、手数料を取らなくても順当な利益を生み出すことが可能です。
査定や出張に手数料がかからない買取業者は、それだけ信頼できる業者の証ともいえます。信頼できる買取業者を選びたいなら、査定料や出張料などの手数料が無料のところを探しましょう。

 

茶碗の買取なら永寿堂にお任せ下さい

茶碗や骨董品の買取りは永寿堂へ骨董品買取り専門店の永寿堂では骨董品の豊富な買取実績があり、業界トップクラスの高価買取を実現しています。とくに、古い年代や有名作家の作品は、高価格での査定が可能です。買取方法は、店頭買取や出張買取、宅配買取からお選びいただけます。
茶碗をはじめ、水指や棗などの買取も可能です。茶道具をまとめて査定に出したいときも、ぜひ茶道具の買取り店である永寿堂にご相談ください。
大切な茶碗の査定や売却、処分をご希望の方は、お気軽に当店までご連絡ください。

 

骨董品買取専門店 永寿堂へのお問い合わせ先

・TEL:0120-060-510
・メールフォーム:https://www.eijyudou.com/contact/
・LINE ID:@721crjcp

 

まとめ

茶碗買取りのまとめイメージ古い年代の作品や有名作家が制作した茶碗は、高額買取になる場合があります。とくに、日本を代表する北大路魯山人や三輪休雪、楽吉左衛門、荒川豊蔵などの茶碗は、数十万~数百万円の高額査定を受けられる可能性が高いです。自宅に買取を検討する茶碗をお持ちの方は、プロ鑑定士の査定を受けてみてはいかがでしょうか。

 

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