坂本繁二郎の絵画を買取りしております。売却をお考えの坂本繁二郎の絵画買取りは永寿堂におまかせ下さい。梅原龍三郎や安井曾太郎と並ぶ洋画会の巨匠と称され文化勲章を受章した画家である坂本繁二郎についての略歴や買取相場なども記載しておりますので購入や売却の際のご参考にして下さい。
【目次】
坂本繁二郎(さかもと はんじろう)について
坂本繁二郎の主な略歴
坂本繁二郎の買取相場
坂本繁二郎の売却であれば買取専門店である永寿堂へ!
骨董品買取専門店 永寿堂へのお問い合わせ先
坂本繁二郎(さかもと はんじろう)について
坂本繁二郎は、1882年3月2日に生まれた日本の洋画家です。出生地は福岡県久留米市で、旧有馬藩士であった父・坂本金三郎の次男として誕生しました。幼少の頃から絵画に親しんでいた繁二郎は高等小学校に入学し、地元に住む同じ高等小学校の教師であり洋画家・森三美の下で洋画の基礎を本格的に学び始めます。しかし、父が4歳のときに他界してしまったため進学は長男に譲り、高等小学校卒業後もひたすら洋画を描いて過ごしました。この高等小学校の同級生に日本画家の巨匠となった青木繁がおり、二人は画力を競い合いながら親友として同じ時を過ごすこととなります。
繁二郎が18歳となった1900年、師匠・森三美が他校に転勤となる際に後任に任命されたため、図画代用教員として母校で働き始めた繁二郎ですが、東京美術学校に入学して絵画の腕を磨いていった青木繁に触発され、わずか2年後の1902年に上京して小山正太郎の画塾「不同舎」に入門します。小山正太郎の影響により採光を作画に取り入れ始めた繁二郎の画風は、これまでの写実的から印象主義的作風に変化させながら数多くの作品に取り組みました。1903年には新設の太平洋画会研究所でも学び始め、1907年には「北茂安村」が第1回文展に入選、第6回文展でも「うすれ日」が入選しました。この「うすれ日」は夏目漱石が高く評価したことでも知られています。
1921年になると繁二郎はフランスに留学し、パリの美術学校「アカデミー・コラロッシ」に入学、ポスト印象派の画家シャルル・ゲランに師事しました。すると画風は筆あとを強調した印象主義的作風から淡い色調の柔らかい画風に変わり、1924年に帰国後は作画を単純化して対象の本質のみを描くようになります。その後、福岡県八女市にアトリエを建てた繁二郎は、九州各地を巡り「馬」をモチーフとした作品を多く手掛け、1953年には繁二郎の代表作となる「水より上がる馬」で毎日美術賞を受けます。晩年には「月」をモチーフとした幻想的な作品を手掛けていましたが、1969年7月に八女市の自宅で逝去しました。
坂本繁二郎の主な略歴
1882年 | 福岡県久留米市に生まれる |
1907年 | 「北茂安村」が第1回文展に入選 |
1921年 | フランスに留学する |
1953年 | 「水より上がる馬」で毎日美術賞受賞 |
1956年 | 文化勲章を受章 |
1963年 | 朝日賞を受章 |
1969年 | 7月14日自宅で逝去享年87歳 |
坂本繁二郎の買取相場
坂本繁二郎は晩年になり評価が高まった画家です。しかしその多くは美術館などに所蔵されているため、買取市場にあまり出回っていません。買取相場は図柄や作品の保存状態、サイズなどによって異なりますが、市場における希少性が高いため安くても数万円、文献掲載作品や鑑定証のついている油彩画などの作品であれば数百万円の買取価格になることもあります。
坂本繁二郎の売却であれば買取専門店である永寿堂へ!
坂本繁二郎の絵画を売りたいとお考えであれば、ぜひとも「骨董品買取専門店 永寿堂」におまかせ下さい。梅原龍三郎や安井曾太郎と並ぶ洋画会の巨匠と称され文化勲章を受章した画家である坂本繁二郎の絵画を高価買取させて頂きます。
当社は幅広いジャンルを取り扱っており、坂本繁二郎の作品の他にも陶芸品や骨董品や絵画や掛け軸や茶道具や美術品やアンティーク品などその他ジャンルを問わず、さまざまな品をコレクションしていた方の品を買取りさせて頂きますので電話またはメールでお問い合わせください。
骨董品買取専門店 永寿堂へのお問い合わせ先
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