浮世絵の買取りはおまかせ下さい。名古屋市をはじめ愛知県や岐阜県や三重県でご不要となり処分売却をご検討の浮世絵がございましたら買取りさせて頂きます。出張買取や店頭買取や宅配買取さまざま方法で買取り対応致します。オリジナルの浮世絵から復刻版の浮世絵でも買取りさせて頂きます。
【目次】
1.浮世絵について
著名な浮世絵画家の一例
2.浮世絵の買取でよくある質問
3.浮世絵の買取方法
4.浮世絵の買い取りは永寿堂へ!
永寿堂へのお問い合わせ
浮世絵について
江戸時代から大正時代にかけて京都や江戸に暮らす庶民の姿を如実に描き出した浮世絵。「浮世」とは、憂いの世、俗世間、仏教的厭世観を込めた諸行無常という意味を含んでいる言葉です。そんな儚くも刹那な輝きを放つ人の生命をありのままに描き出した浮世絵は、美人画や役者、名所の風景画や労働に勤しむ人々を主な題材としています。
1603年に徳川家康が天下を統一し江戸幕府を開き、人々に平安な暮らしが訪れると共に浮世絵の文化は幕を開きました。浮世絵を初めて描いたのは浮世絵の始祖といわれる菱川師宣(ひしかわ もろのぶ)で、黄金色の背景と緋色の艶やかな着物を纏った『見返り美人』は余りにも有名です。菱川師宣の代名詞ともいえる見返り美人は、「師宣の美女こそ江戸女」と称されるほど当時から高い人気を集めていました。
その後、菱川師宣の画風を基に独自の画風を完成させた奥村政信(おくむら まさのぶ)は、肉筆画や木版画など様々な技法を生み出しました。遊女をモチーフとした『遊女張果郎』『遊色三幅つい』、日本の絵画で初めて遠近法を取り入れたといわれる『芝居狂言浮絵根元』などが有名です。
1764年(明和元年)頃には、絵暦交換会といわれる連続性のある絵巻物の交換が旗本や商人など一部の富裕層で流行します。美しい作品であれば金銭に糸目をつけない絵暦交換会の人々は、鈴木春信(すずき はるのぶ)が描きだす色鮮やかな錦絵に着目しました。一躍時代の寵児となった鈴木春信は華奢で可憐な少女画『笠森お仙』などを描き出します。このような作品は、街道沿いに発展した宿場や茶屋の宣伝媒体として用いられていた浮世絵としても有名です。
その後、極彩色で描いたすらりとした瀟洒な江戸女『当世遊里美人合 辰巳艶』で有名な鳥居清長(とりい きよなが)、18世紀後半・江戸時代中期頃になると美しいフォルムの美人画が印象的な鳥文斎栄之(ちょうぶんさい えいし)が登場し、美人画の浮世絵は全盛期へと向かっていきます。そしてついに美人画の巨匠・喜多川歌麿(きたがわ うたまろ)が頭角を現し、浮世絵美人画の頂点を極めることとなりました。
江戸時代後期に入ると、役者絵で有名な東洲斎写楽(とうしゅうさい しゃらく)が浮世絵界を席巻。『三世大谷鬼次 奴江戸兵衛』『市川鰕蔵の竹村定之進』など歌舞伎役者をモチーフとした作品を生み出していきました。さらに、『名所江戸百景』や『東海道五十三次』の歌川広重(うたがわ ひろしげ)、『富嶽三十六景』の葛飾北斎(かつしか ほくさい)も登場し、浮世絵は江戸時代を代表する一大文化を築き上げていったのです。
ダイナミックでありながら繊細なタッチの歌川広重や葛飾北斎の画風は、『ひまわり』で有名なゴッホやモネなどの西洋印象派の画家にも多大な影響を与えています。
著名な浮世絵画家の一例
江戸時代に活躍した著名な浮世絵画家は、浮世絵の礎を築いた菱川師宣、遠近法を確立した奥村政信、錦絵を誕生させた鈴木春信、美人画を進化させた鳥居清長や鳥文斎栄之、浮世絵美人画の代名詞でもある喜多川歌麿、歌舞伎役者を描き続けた東洲斎写楽、市川團十郎で有名な浮世絵画家・歌川国芳、日本各地の名所を描いた歌川広重や葛飾北斎などが挙げられます。
明治時代以降は、血みどろ絵で有名な月岡芳年、美人画や武将画で知られる豊原国周、エログロナンセンスを表現した異才の浮世絵師・河鍋暁斎、繊細なタッチで江戸から東京へと変わりゆくさまを描いた小林清親、美人画や風俗画を得意とした楊洲周延、美人画の他にも武者絵や歴史画も多く手掛けた落合芳幾などの浮世絵師が活躍しました。
浮世絵の買取でよくある質問
Q.自宅にある浮世絵の価値は分かりませんが出張買取はできますか?
A.浮世絵の真贋は実際に手に取ってみないことには判断できません。まずは電話で問い合わせしていただければ、査定に関する日程やスケジュールに関する相談を承ります。
Q.浮世絵に色落ちや破れがありますが買取可能でしょうか?
A.浮世絵は年代物であるために、多少の色落ちや破損であれば問題はございません。ただし、品物やコンディションによっては買取できない場合もあるので、まずは当店までお問い合わせください。
Q.浮世絵の査定価格によって買取を決めることはできますか?
A.査定後に買取を決めることは可能です。「店舗まで持ち込むことができない。」という人は、ライン査定のご利用で、自宅に居ながら大まかな買取価格が分かります。査定はどの方法を選んでもらっても無料で行っていますので、どうぞお気軽にご相談ください。
浮世絵の買取方法
美人画や役者絵、風景画などの浮世絵がクローゼットの奥で眠っていませんか?希少な浮世絵の売却は、買取実績豊富な骨董品買取専門店への相談がおすすめです。浮世絵の買取を希望する人は、まず電話で買取方法について相談してください。買取方法は店頭買取、出張買取、宅配買取があります。ライン査定で概算価格を確認後、買取依頼をすることも可能です。出張買取や宅配買取の場合、出張費や宅配料などを別途支払う必要はありません。店頭買取の場合は、事前に予約してから来店してください。
浮世絵の買い取りは永寿堂へ!
不要になった浮世絵を売りたいと考えた際は、永寿堂におまかせ下さい。永寿堂の特徴は、実績のある店主が丁寧に致します。また、販売ルートを多数確保したり、運営コストを抑えたりといった企業努力により、その分買取価格を高く設定することが可能となっています。下記の電話またはメールで気軽に問い合わせてみましょう。
また幅広いジャンルを取り扱っており、浮世絵の他にも、骨董品や絵画や掛け軸や刀剣やアンティーク品や中国美術などその他ジャンルを問わず、さまざまな品をコレクションしていた方の品を買取り致します。気になった方は、電話またはメールでお問い合わせください。
永寿堂へのお問い合わせ
・TEL:0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com
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