川端龍子の作品を買取りしております。売却をお考えの日本画家で俳人でもある川端龍子の掛軸や絵画など書画作品がございましたら、名古屋市をはじめ愛知県・岐阜県・三重県・滋賀県へ出張買取致します。こちらでは文化勲章を受章された川端龍子の略歴や買取相場などについて記載しておりますので購入や売却の際のご参考にして下さい。
【目次】
1.川端龍子(かわばた りゅうし)について
川端龍子の主な略歴
川端龍子の画風
川端龍子の買取相場と代表作
2.川端龍子の作品買取で当社が選ばれる理由
川端龍子の買取でよくある質問
3.川端龍子の売却は永寿堂が高価買取致します!
永寿堂へのお問い合わせ
川端龍子(かわばた りゅうし)について
川端龍子(かわばた・りゅうし)は、1885(明治18)年6月6日に和歌山県和歌山市で生まれた日本画家です。異母弟の川端茅舎(かわばた・ぼうしゃ)は俳人であり、龍子自身も晩年まで1日1句詠むことを習慣にしていました。池上本門寺に奉納するための『龍』が未完のまま、1966(昭和41)年4月10日に亡くなりました。10歳の時に家族とともに東京に転居します。1903(明治36)年に読売新聞社が公募した「明治三十年画史」に30作品を応募。『西南戦争の熊本城』と『軍艦富士の廻航』の2作品が入選し、洋画家を目指します。
新聞や雑誌の挿絵画家として活動したことが、世相を表現するジャーナリズム性を持った画風のきっかけの1つになりました。西洋画の修行のために渡米しますが、日本人の洋画家が置かれている環境が厳しいことを知ります。日本人が描いた西洋画は見向きもされず落ち込む中、ボストン美術館で鎌倉時代の絵巻物『平治物語絵巻』と出会い、日本画家を目指すようになります。帰国後は独学で日本画を学び、1915(大正4)年に平福百穂(ひらふく・ひゃくすい)らと「珊瑚会」を結成しました。
同年、再興日本美術展に応募した作品が入選し、1917(大正6)年には近代日本画家の巨匠、横山大観率いる日本美術院の同人となりました。しかし、1921(大正10)年に発表した『火生』が物議をかもします。当時の日本画は「床の間芸術」とも呼ばれ、個人が小さい空間で鑑賞するための繊細で優美な画風が主流でした。それに対して『火生』は、黄金の炎を身にまとったヤマトタケルを描く、激しい画風の作品です。そのため、粗暴な作品と批判を浴びます。このことがきっかけとなり、1928(昭和3)年に日本美術院の同人を辞退し、自身で「青龍社」を設立しました。「床の間芸術」とは一線を画す「会場芸術」を主張して発表した『鳴門』は、当時の常識をくつがえす作品でした。
1941(昭和16)年に太平洋戦争が勃発し、画家が活動をしづらい状況の中でも作品を発表し続けます。終戦後の1950(昭和25)年、妻子や弟の茅舎らの供養のために、四国八十八カ所巡礼を始めました。巡礼には6年かかり、自身は「草描」と呼ぶスケッチが各礼所に残っています。
川端龍子の主な略歴
1931(昭和6)年 | 朝日文化賞受賞 |
1935(昭和10)年 | 帝国美術院会員に就任 |
1937(昭和12)年 | 帝国芸術院会員に就任 |
1959(昭和34)年 | 文化勲章受章 |
川端龍子の画風
川端龍子は「会場芸術」を主張し、「健剛なる芸術」の創造を唱えた日本画家です。当時の常識をくつがえす、ダイナミックな構図や筆づかい、鮮烈なコントラストなどが川端龍子の画風です。また、規格外の大画面作品も多く残っています。青龍社設立後、1回目の展示会で発表した『鳴門』は、縦1.85メートル、横8.38メートルのサイズでした。挿絵画家と戦時中に家族を亡くした経験から、戦争をジャーナリズム的に表現した作品もあります。『爆弾散華』は1945(昭和20)年に東京の自宅が空襲で破壊され、使用人を含めた多くの人が犠牲になったことがモチーフになっています。ガラスや金箔などを背景に、トマトが爆風で飛び散るさまが描かれた作品です。
川端龍子の買取相場と代表作
川端龍子の買取相場は、作品によって大幅に異なります。真作であれば数万円から20万円程度の査定額となることが多いでしょう。東京美術俱楽部の鑑定証が付属しているなど場合によっては、40万円を超える可能性もあります。川端龍子全集などの冊子に掲載されている書画の作品ですと査定額は高くなります。掛軸や額の他にも手紙や書籍なども買取り致します。
代表作としては、京都国立近代美術館蔵『佳人好在』・山種美術館蔵『鳴門』・大田区立龍子記念館蔵『怒る富士』・大田区立龍子記念館蔵『逆説・生々流転』などの作品がございます。
川端龍子の作品買取で当社が選ばれる理由
1.高価買取 当社は人件費や運営コストをかけていない分だけ高価買取させていただいております。
2.秘密厳守にて買取させていただいております。
3.京都や東京などにもルートがあり専門知識とデータにて適正価格にて買取させていただきます。
4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。
5.出張費用無料にて店主自らが査定に伺わせていただきます。
川端龍子の買取でよくある質問
Q.偽物か本物か分かりませんが査定買取りして頂けますか?
A.真贋が分からない品でも査定させて頂きます、当店が真贋を見分け買取りさせて頂きます。
Q.1点でも出張買取りして頂けますか?
A.1点のみとの事でしたら画像を送って頂くか詳しいお話をお聞かせ下さい、品物によっては1点でも出張買取り致します。
Q.川端龍子の作品以外にも絵画や掛け軸など骨董品があり運べません出張買取りして頂けますか?
A.喜んで出張買取にお伺い致します。
Q.作品が色ヤケやシミなどで状態が悪いのですが売却できるのでしょうか?
A.作品の状態が悪くても買取りできますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
Q.遠方ですが出張買取りして頂けますか?
A.ご内容次第で遠方でも出張買取りできますのでご相談下さい。
Q.複製でも買取り可能でしょうか?
A.複製でも買取り可能ですが高価買取とはなりませんのでご了承ください。
Q.鑑定証がなければ買取り不可能でしょうか?
A.鑑定証がなくても買取り可能です。
川端龍子の売却は永寿堂が高価買取致します!
川端龍子の掛軸や額などの書画作品を売りたいとお考えであれば、ぜひとも「永寿堂」におまかせ下さい。適正価格にてしっかり査定買取りさせて頂きます。
当社は幅広いジャンルを取り扱っており、川端龍子の作品の他にも陶芸品や骨董品や絵画や掛け軸や刀剣や美術品やアンティーク品などその他ジャンルを問わず、さまざまな品をコレクションしていた方の品を買取りさせて頂きますので電話またはメールでお問い合わせください。
永寿堂へのお問い合わせ
・TEL:0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com
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