骨董品を高く売りたい！売る方法や5つのコツについて詳しく解説
「骨董品を高く売りたい」と考えたとしても、売り方や高く売るコツを知らなければ損をしてしまうことがあります。この記事では骨董品を売る方法にあわせて高く売るコツを紹介します。お手持ちの骨董品を売ろうと考えたときの参考にしてください。
1.骨董品とは？正しい価値を知る方法
専門業者に直接鑑定してもらう
書籍から調べる
インターネットで検索して調べる
2.骨董品を売る方法3つ
持っていくだけで売れる「店頭買取」
骨董品が多いときに便利な「出張買取」
送るだけで完結する「宅配買取」
3.骨董品の買取価格が店によって違う理由
売値を元に算出している
独自ルートの有無
4.骨董品を高く売る5つのコツ
できるだけ早く売る
保存状態を良くしておく
付属品は揃えて売る
複数ある場合はまとめて売る
プロが在籍しているお店に売る
5.骨董品を売るなら永寿堂へ
6.まとめ
骨董品とは？正しい価値を知る方法
世界的で標準とされる骨董品の定義は、製造から100年経ったものとされています。日本では厳密な定義がないため、数十年前のものでも骨董品といわれることもあるのです。今持っている骨董品の価値を知りたい場合は、以下の3つの方法で調べてみましょう。
・専門業者に直接鑑定してもらう
・書籍から調べる
・インターネットで検索して調べる
それぞれ、どのように調べればいいのかを詳しく解説していきます。
専門業者に直接鑑定してもらう
専門業者に直接鑑定してもらえれば、正しい価値を見出してもらえるでしょう。専門業者は、長年骨董品を見てきた経験と実績があります。現状の骨董品の相場やトレンドなどを総合的に見て評価するのです。
素人が多少知り得た程度の知識で判断しようとしても、本物を偽物と見間違えるか、あるいは偽物を本物と判断してしまうリスクがあります。持っている骨董品が本物かどうか、またそれが高く売れるのかを知りたい方は、確実に答えの出る専門業者に鑑定してもらう方法がおすすめです。
書籍から調べる
骨董品の価値は、書籍を探ることによって調べられます。骨董品の種類や所有している作品に価値があるのかといった程度であれば、すぐに分かるはずです。とはいえ、自分で価値を見出せるようになるには、かなりの労力と時間を必要とするでしょう。
しかも、書籍に載っている情報は書かれた当時の価格です。1年前に100万円で取引されていた骨董品が、現在でも100万円で取引されるとは限りません。素人にはトレンドや市場情報まではつかめないので、正しい価値を知るのは難しいことだといえます。
この方法は、自分の持っている骨董品に価値があるのかどうか、アバウトに知りたい方におすすめです。
インターネットで検索して調べる
昨今インターネット上にはさまざまな情報が流れているので、検索すればおおよその価値を調べることが可能です。オークションサイトでは骨董品の取引が常に行われているため、おおまかな価値が分かるでしょう。ただし、その取引情報だけで価値を判断してはいけません。
なぜなら、オークションサイトでは400万円もの価値がある骨董品が10万円で取引されているケースもあるからです。取引情報だけを鵜呑みにしてしまうと、価値があるものを安く売ってしまうこともあります。売る予定はないものの、おおよその価値を知っておきたい方にはこの方法がおすすめです。
骨董品を売る方法3つ
骨董品を売るには、主として以下に示す3つの方法が挙げられます。
・持っていくだけで売れる「店頭買取」
・骨董品が多いときに便利な「出張買取」
・送るだけで完結する「宅配買取」
骨董品の買取専門業者では、自分に合った売り方を選べます。それぞれの売り方の特徴やメリット、デメリットを解説するので、自分に合った方法を知りたい方は参考にしてみてください。
1.持っていくだけで売れる「店頭買取」
「店頭買取」では、骨董品をお店に持っていくだけで売却できます。鑑定から買取までのすべてをその場で実施してもらえるので、時間のかからない方法です。鑑定士に直接相談できるため、「査定結果の理由」や「持ち込んだ骨董品の作者」など、電話やメールでは聞きにくいことも聞けます。
ただし、持ち込む量が多い場合にはかなり手間がかかる方法です。運搬中に壊れないように梱包し、自分で運ばなければいけません。量にもよりますが、梱包から運搬まで丸1日を要することもあるでしょう。
2.骨董品が多いときに便利な「出張買取」
骨董品が多くて持ち運ぶのが大変な方には、「出張買取」がおすすめです。申込んで訪問の日時を決定すると、スタッフが家まで来てくれて査定後に買い取ってくれます。
この方法では、梱包をスタッフに全ておまかせできる点がメリットです。大きなものでも事前に申告すれば、その日のうちに持ち出してくれます。
ただし、この出張買取には立ち会いが必要です。スタッフの訪問時間には予定を入れられなくなってしまうため、忙しい方にとっては利用しにくいでしょう。
3.送るだけで完結する「宅配買取」
持ち込むのも立ち会うのも難しい方は、「宅配買取」を利用してみてください。宅配買取とは、申込んでからダンボールに骨董品を詰めて配送し、鑑定してもらう売り方です。発送してから1週間程度で結果が出ます。
この方法のメリットは、自宅で取引が完結できることです。荷物を詰めたあとは配送業者に引き渡すだけなので、負担がありません。メールでのやり取りが多いため、電話が苦手な方も利用しやすいでしょう。
ただし、キャンセルすると返送料がかかることは覚えておきましょう。もしもキャンセルの可能性があるのであれば、返送料の負担がない業者を選んでください。骨董品の処分方法をもっと詳しく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
骨董品を処分する7つの方法！処分よりも買取がおすすめな理由を解説
骨董品の買取価格が店によって違う理由
実は、お店によって骨董品の買取価格が違います。その理由は以下の2つです。
・売値を元に算出している
・独自ルートの有無
そのため、買い取ってもらうお店の選び方は非常に重要なのです。なぜ買取価格が変わってしまうのか、それぞれについて詳しく見ていきましょう。この理由を知っているだけでも、業者選びが変わってきますよ。
売値を元に算出している
骨董品の買取価格がお店によって違う理由は、売値を元に算出しているからです。例えば、60万円で売れる骨董品の場合、約40万円位で価格を算出しています。売値よりも買値が低くなければ、店にとっての利益を得られないためです。
この売値は、以下の要素を総合的に判断して決められます。
・市場
・トレンド
・場所
・通っている客層
そのため、1つの骨董品を50万円にするところや、はたまた100万円で買い取ってくれるところがあるのです。
また、仲介業者が入っているか否かでも算定額が変わります。仲介業者が間に入ると、その仲介業者に手数料を支払わなければなりません。そうすると、さらに査定額が下がることになるわけです。
独自ルートの有無
独自の販売ルートを持っている業者かそうでないかによっても、買取価格に差が出ます。独自のルートがある場合には、高い値段を付けても買い取ってもらえる保証があるため、買取価格も高くなるのです。特に海外の販売ルートを持っている業者では、高値を付けてもらえる可能性が高いでしょう。
しかし、独自ルートがないお店に持ち込んだ場合には、高値で売る手段を持っていないがゆえに、査定額が0円になってしまうこともあるので注意してください。
骨董品を高く売る5つのコツ
骨董品を高く買い取ってもらうには、以下に示す5つのコツがあります。
・できるだけ早く売る
・保存状態を良くしておく
・付属品は揃えて売る
・複数ある場合はまとめて売る
・プロが在籍しているお店に売る
これらのコツをおさえているかどうかによって、買取価格が変わる可能性があるのです。せっかく集めた骨董品を高く売りたいと望むのならば、ぜひ参考にしてみてください。
1.できるだけ早く売る
持っている骨董品を売りたいと思ったならば、できる限り早いうちに売ってしまいましょう。その理由は、ほとんどの骨董品が時間の経過とともに劣化の進むものだからです。放っておけば、それだけ価値が下がります。
例えば釉薬を使った陶磁器の場合、日本の保存環境ではサビが発生してしまう可能性があります。錆びた陶磁器は見栄えが悪くなるため、買取価格が下がってしまうのです。費用をかけて保存環境を良くするよりも、できるだけ早く売ってお金に換えましょう。
2.保存状態を良くしておく
とはいえ保存状態を良くしておくことは、骨董品を高く売るために必要なことです。歴史的かつ美術的に価値があるものだとしても、許容範囲外の破損があれば価値が下がってしまいます。すぐに売らないのであれば、保存状態を良くしておきましょう。
保存していたものを売る場合には、必ず軽く掃除をしてください。ホコリなどすぐに落とせるものは、落としておくだけでも査定価格が変わります。ただし、掃除をしすぎると骨董品を傷つけてしまうこともあるため注意が必要です。
3.付属品は揃えて売る
付属品は、揃えて売るようにしてください。骨董品の本体だけを売るよりも、付属品が多ければ多いほど査定金額は高くなります。故人が残した骨董品の場合、骨董品とは別の場所に付属品をしまっているかもしれません。それを知らずに本体だけを売ると損をしてしまいます。
付属品の有無を必ずチェックし、漏れがないようにしてください。色あせていることを理由に外箱を捨ててしまう人もまれにいますが、それは避けるべきです。コレクターの間では外箱があることに意味があるとされ、色あせなどはほとんど気にされません。
マイナス面があっても高く売れる可能性はあるため、捨てないようにしましょう。
4.複数ある場合はまとめて売る
複数の骨董品を所有している場合は、まとめて売るのがおすすめです。まとめて売ることで、価格を上乗せしてもらえる可能性があります。
数が少ないと、1点あたりにかかる手数料が高くなるのです。実質的な買取価格が下がる要因になるため、必ずまとめて売りましょう。また食器や茶道具などの場合はセットで売ると買取価格アップを見込めます。
何かを売ろうと考えたときには、ほかにあわせて売るものがないか家をひととおり確認してから買取の申込みをしてください。
5.プロが在籍しているお店に売る
持っている骨董品を高く売りたいのであれば、プロが在籍しているお店に売りましょう。リサイクルショップなどに売ってしまうと、正しく査定してもらえずに安く買い叩かれる可能性があります。なぜなら、リサイクルショップは身近なものの査定を得意としているからです。
プロが在籍しているかどうかは、実績を見ると分かります。実績には今まで利用した客の意見が反映されているものなので、良い意見が多いかどうかを見てみましょう。実績数も多ければ多いほど経験があるということになります。
骨董品を売るなら永寿堂へ
骨董品を売りたい方は、ぜひ「永寿堂」へご依頼ください。弊社では、骨董品を専門的に取り扱っています。きれいな骨董品だけではなく、経年劣化によってボロボロになったものも、価値を見出して買い取ります。
買取方法は、店頭買取や出張買取、宅配買取のどの方法も選択できるため、自分のライフスタイルに合った方法で売れるでしょう。ただし、店頭買取の場合は予約が必要なので注意してください。気になった方は、電話またはメールでお問い合わせください。
【永寿堂へのお問い合わせ】
・TEL：0120-060-510
・メール：info@eijyudou.com
まとめ
骨董品とは、製造から100年経ったものを指すのが世界的な標準です。日本の基準では、年数について定められていません。骨董品の価値を調べる方法は3つあり、正確に調べたいのであれば専門業者に依頼するのがおすすめです。
骨董品を売る方法には、店頭買取や出張買取、宅配買取があります。それぞれメリットもあればデメリットもあるため、どちらも踏まえて考えながら自分に合った方法を選んでみてください。店によって買取価格が違うことも把握しておきましょう。
また、骨董品を高く売りたいのであれば、今回ご紹介した5つのコツをおさえておくべきです。もしもまだ骨董品を売るお店を決めていないのならば、ぜひ永寿堂にご相談ください。