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【山田方谷買取】山田方谷の書や掛け軸買取は永寿堂へ

山田方谷の掛け軸を買取りしております。売却をお考えの山田方谷の書や掛け軸買取りは永寿堂におまかせ下さい。陽明学者で備中松山の藩士として活動した山田方谷についての略歴なども掲載しておりますので作品の購入や売却の際のご参考にして下さい。

【目次】
山田方谷(やまだ ほうこく)について
 山田方谷の主な略歴
山田方谷の買取は永寿堂におまかせ下さい!
 骨董品買取専門店 永寿堂へのお問い合わせ先

 

山田方谷(やまだ ほうこく)について

幕末から明治初期にかけて活躍した儒者で備中松山藩士の山田方谷(やまだほうこく)は、農商である山田五郎吉・梶夫妻の長男として、1805年備中松山藩(現在の岡山県高梁市)に生まれました。幼少期から母に文字を習い、5歳のころには朱子学に親しんで神童の誉れ高く、20歳になると武士の身分を与えられて、24歳で藩校である有終館の会頭に就任するに至りました。
1833年、29歳の年に藩の許しを得て江戸に遊学、佐藤一斎の門下として朱子学と共に当時の学問の一大潮流であった陽明学を修めます。同門には佐久間象山がおり、日夜議論を戦わせつつ常に負けることなく象山を論破し続けていたとされています。32歳で帰郷した後は有終館の会頭を務めながら私塾「牛麓社」を開校、身分に関わらず希望する者すべてに学びの機会を与える活動を開始しました。
1849年、備中松山藩の藩主の座に板倉勝静が就くと財政がひっ迫していた藩の改革に乗り出します。勝静は改革の責任者である元締役に方谷を指名すると、方谷は経済に「理財論」、政治に「擬対策」の思想を掲げて具体的な取り組みを示しました。まずは借金先である大阪商人の元に足を運び、返済期限の延長と利子の免除を飲ませます。次に地元の特産品の開発を奨励し、既存の流通ルートをカットして特産品を直売することで新たな財源を生みました。さらにインフレにより価値が暴落していた藩札を刷新、賄賂や接待を厳しく取り締まる一方で、公共工事や屯田制度の着実な導入・実施を試みました。これら一連の施策により財政は徐々に立ち直り、約10年で借金を完済して、その上になお蓄財もできたとされています。
藩の財政改革を行う一方で、山田方谷が特に尽力した事業が人材の育成でした。私塾「牛麓社」の試みは、農民や町民といった身分の違いにこだわらず、才能があれば藩士として取り立てる進取の精神に支えられたものでしたが、改革の推進力の一つになったのが、方谷のその信念を強く支持した民衆の協力であったとされています。方谷が行ったこれらの改革は、藩を超えて広く知られるようになり、長岡藩の河井継之助をはじめ、幕末に活躍する多くの主要な人材が方谷に学びを乞うたといわれています。
1867年、大政奉還が行われて江戸幕府が滅びました。備中松山藩は幕府側として新政府の討伐対象とされていましたが、領民たちを戦火に巻き込ませてはならないと、山田方谷は藩主勝静に降伏を進言、無血開城を実現させています。明治政府が樹立後、方谷は藩政改革の手腕が高く買われて新政府への出仕を求められましたがすべて断っています。
1870年、大佐町に移住した方谷はここで私塾を開いて地元の若者たちの教育に尽力しました。1873年には岡山藩が開校した閑谷学校に招かれて講学も行っています。1877年腎炎によって死去、享年73でした。

山田方谷の書画作品イメージ

 

山田方谷の主な略歴

1805年 備中松山藩(現在の岡山県高梁市)で生誕。
1833年 江戸遊学。佐藤一斎に陽明学を学ぶ。
1849年 備中松山藩に板倉勝静が就任、藩主により藩政改革の元締役に任命される。
1857年 元締役退任。改革を成功させる。
1867年 大政奉還。
1868年 備中松山城を無血開城させる。
1870年 大佐町に移住。私塾を開く。
1877年 73歳で死去。

 

山田方谷の買取は永寿堂におまかせ下さい!

山田方谷の書や掛け軸の買取りは永寿堂へ山田方谷の書や掛け軸を売りたいとお考えであれば、ぜひとも「掛け軸買取り店である永寿堂」におまかせ下さい。陽明学者で備中松山の藩士として活動した山田方谷の書や掛け軸を高価買取させて頂きます。
当社は幅広いジャンルを取り扱っており、山田方谷の作品の他にも陶芸品や骨董品や絵画や掛け軸や茶道具や美術品やアンティーク品などその他ジャンルを問わず、さまざまな品をコレクションしていた方の品を買取りさせて頂きますので骨董品の売却(買取り)をご希望であれば電話またはメールでお問い合わせください。

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