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骨董品の鑑定とは何か解説します!

家に眠っている骨董品が実は高価なものであるといったことも珍しいことではありません。その価値を正確に知り、適切な取引を行いたいと思うのは自然なことです。
この記事では、骨董品の鑑定について、そして買取時に注意すべきポイントについて解説します。

【目次】
骨董品の鑑定とは?
 鑑定の本質
 鑑定の流れ
 価格の違い
骨董品の買取時のポイントをご紹介!
 売り時を見極める
 取引相場を把握する
 鑑定書と付属品
 無理な手入れは避ける
まとめ

 

骨董品の鑑定とは?

鑑定の本質

骨董品の鑑定とは、そのアイテムがどれほどの価値を持つのかを明らかにするプロセスです。具体的には、鑑定人の権威と信頼性を基に、アイテムの詳細と市場価値を評価します。
このプロセスは、知識と経験に基づいて行われるため、鑑定人のスキルが非常に重要です。
鑑定人は、そのアイテムの歴史的背景、製造者、素材、製造年、保存状態など多くの要素を総合的に評価します。
また、鑑定人が持つ専門的な知識や技術、さらにはその人の人脈や市場での評価も鑑定結果に影響を与える可能性があります。

 

鑑定の流れ

例えば、あなたが有名な陶芸家「柿右衛門」の茶碗を持っているとしましょう。この茶碗の真贋を確認するためには、色使いや焼きの仕上がり、素材などを詳細に調査します。そして、それが本物であれば、その品質に基づいて市場価値を算出します。
この過程では、専門家が使用するさまざまな鑑定技術や機器、例えば顕微鏡やX線分析、さらには過去の取引データや類似品との比較なども行われます。
真贋の確認には、製造者の署名や印章、使用された素材の種類や品質、製造過程での特有の手法や技術などが詳細に調査されます。

 

価格の違い

価格には「市場価格」「査定価格」「取引価格」の3つの種類があり、それぞれ異なる意味を持ちます。市場価格は、エンドユーザーに売れるであろう価格です。査定価格は、市場価格を基に業者が買い取る価格です。取引価格は、実際に市場で売れた価格です。これらの価格は、必ずしも一致しないことを理解しておくことが重要です。
例えば、市場価格が高い場合でも、そのアイテムが流行していない、または需要が少ない場合、査定価格や取引価格は低くなる可能性があります。
逆に、市場価格が低くても、特定のコレクターが高く評価している場合、取引価格は市場価格よりも高くなることもあります。

鑑定対象の骨董品

 

骨董品の買取時のポイントをご紹介!

売り時を見極める

骨董品にも流行があり、その流行が価格に大きな影響を与えることは多々あります。流行を逃すと、価格に大きな差が生じる可能性があります。売却を考えている場合は、買取業者に相談することをおすすめします。
特に、LINE査定や写真鑑定で簡単に依頼できるサービスを無料で行っている業者が多いので、利用ハードルが低く、手軽に相談できます。

 

取引相場を把握する

取引相場を知ることで、買取価格の交渉が有利になります。インターネットで調査することで、一定の相場を把握することが可能です。
特に、大手の買取店では高額で取引される流行品であっても、買取額は取引相場の3割程度とあらかじめ社内規定で決まっていることが多いです。
小規模な個人経営店では相場の5割程度がおおよその基準とされています。

 

鑑定書と付属品

鑑定書や付属品がある場合、査定額に大きな影響を与えます。これらのものは、鑑定・査定に出す際に必ず一緒に持っていくようにしましょう。
茶道具や陶磁器とともに共箱(桐箱)や鑑定書などの付属品がある場合は、それらも価値を高める要素となります。

 

無理な手入れは避ける

骨董品は繊細で、無理な手入れや修理をすると、価値が下がる可能性があります。そのため、そのままの状態で査定に出すことが推奨されます。
特に、汚れや傷があるからといって無理に擦ると、余計に傷が広がったり破損したりする恐れがあります。

買取りする骨董品の鑑定について

 

まとめ

骨董品の鑑定と買取には、多くのポイントがあります。鑑定は専門家の知識と経験に依存し、買取時には流行や取引相場、付属品の有無などが影響を与えます。
これらのポイントを押さえ、骨董品の真の価値を理解しましょう。それが、骨董品を高く、そして適切に売買するための第一歩です。

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