【浜田知明買取】浜田知明の版画買取は永寿堂へ
浜田知明の絵画を買取りしております。売却をお考えの浜田知明の版画やブロンズ像などの買取りは永寿堂におまかせ下さい。自身の戦争体験をもとにした初年兵哀歌シリーズ発表により国際的な人気作家となった版画家であり彫刻家でもある浜田知明についての略歴や買取相場なども掲載しておりますので購入や売却の際のご参考にして下さい。
【目次】
浜田知明(はまだ ちめい)について
浜田知明の主な略歴
浜田知明の買取相場
浜田知明の売却であれば買取専門店である永寿堂へ！
骨董品買取専門店 永寿堂へのお問い合わせ先
浜田知明(はまだ ちめい)について
浜田知明（はまだちめい）は1917年（大正6年）12月23日、熊本県上益城郡高木村（現・御船町）にて、教育者の次男として生まれました。16歳の時に、飛び級で東京美術学校（現・東京藝術大学）油画科に入学。1939年（昭和14年）同校卒業と同時に日本軍に入隊し、20代の大半を軍隊で過ごしました。第二次大戦後、郷里である熊本に戻り教員をしながら作品制作をしていましたが、1948年（昭和23年）に再度上京。1951年（昭和26年）自由美術家協会展に出品した銅版画「初年兵哀歌」シリーズから注目を集めるようになります。このシリーズは自身の過酷な戦争体験をもとに製作されたもので、1954年にかけて合計15点が制作され、のちに浜田知明の代表作となりました。
作品は、主にエッチング（酸による腐蝕を利用して金属板に溝を作る技法の一種）で作成され、アクアチント（松やに等を使って金属板を腐食させる技法）を併用することもありました。社会や人間、自分自身などをモチーフとし、皮肉とユーモアの精神で発表される作品は国内外で高く評価され、棟方志功や浜口陽三や駒井哲郎らと共に戦後の日本を代表する版画家の一人となりました。1983年以降はブロンズ彫刻も手掛けるようになります。2000年には版画制作から離れることになりますが、晩年にいたるまでその創作意欲は衰えることはありませんでした。2018年7月17日、老衰のため100歳にて逝去しました。
浜田知明の主な略歴
| 1956年 | 「初年兵哀歌（歩哨）」ルガノ国際版画ビエンナーレ（スイス）にて受賞 |
| 1979年 | オーストリアのアルベルティーナ版画素描館・グラーツ州立近代美術館にて回顧展を開催 |
| 1989年 | フランス政府より芸術文化勲章「シヴァリエ」を受章 |
| 1993年 | 大英博物館日本ギャラリー（ロンドン）にて回顧展を開催 |
| 2008年 | ウフィツィ美術館（イタリア）日本人版画家として初個展を開催、作品が収蔵される |
浜田知明の買取相場
浜田知明の作品は、版画家の中でも市場価値が高いと言われています。代表作「初年兵哀歌」シリーズのひとつである「歩哨」は買取価格の相場が40万円～50万円前後、名作とされる「飛翔」は50万円～60万円前後となっています。一般的な作品だと数万円～数十万円の相場となり、人気作だと数十万～100万円以上の値が付く作品もあるでしょう、特にブロンズで作られた立体作品については、流通量が少ないため買取価格が高額になる傾向があります。
浜田知明の売却であれば買取専門店である永寿堂へ！
浜田知明の作品を売りたいとお考えであれば、ぜひとも「骨董品買取専門店 永寿堂」におまかせ下さい。自身の戦争体験をもとにした初年兵哀歌シリーズ発表により国際的な人気作家となった版画家であり彫刻家でもある浜田知明の絵画や版画などを高価買取させて頂きます。
当社は幅広いジャンルを取り扱っており、浜田知明の作品の他にも陶芸品や骨董品や絵画や掛け軸や茶道具や美術品やアンティーク品などその他ジャンルを問わず、さまざまな品をコレクションしていた方の品を買取りさせて頂きますので電話またはメールでお問い合わせください。
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