
高く売れる骨董品には3つの特徴があります。この記事では、高く売るためのコツや買取業者を選ぶときのポイントを解説し、おすすめの買取店舗も紹介。自分の家にある骨董品が高く売れるかどうかが気になる方は、ぜひ参考にしてください。
1.高く売れる骨董品の特徴3つ
希少価値がある
価値がある素材が使われている
保存状態が良い
2.骨董品を高く売るためのコツ4つ
付属品を付ける
新品は未開封のものを売る
なるべく早く売る
できるだけ良い環境で保管しておく
3.買取業者を選ぶときのポイント3つ
リサイクルショップではなく買取販売店へ持っていく
専門分野を見極める
資金力があるお店に持っていく
4.骨董品の買取方法
即金化に有利「店頭買取」
梱包の手間がない「出張買取」
自宅で完結する「宅配買取」
5.骨董品を高く売りたいなら「永寿堂」がおすすめ!
6.まとめ
高く売れる骨董品の特徴3つ
高く売れる骨董品の特徴には、以下の3つが挙げられます。
・希少価値がある
・価値がある素材が使われている
・保存状態が良い
家で眠っている骨董品を売ろうと思っている方は、前知識として頭に入れておきましょう。また、現在自分の持っている骨董品にこれらの特徴があるかどうかを確かめてみてください。以下では、それぞれの特徴について詳しく解説します。
1.希少価値がある
骨董品は、希少価値が認められることによってほかの似たような作品よりも高い値が付きます。そもそも希少価値とは、この世にわずかしか存在しないことから生ずる価値であり、より古い時代の著名な作者が作ったものほど価値が高まるわけです。
作者の知名度が高ければ高いほど、また数が少なければ少ないほどコレクター達の注目が集まります。それを手に入れたいと考える人が増えれば増えるほど、その価値が上がっていくことは容易に想像できるでしょう。仮にまったく同じ素材と工程で完全に同じものを作ったとしても価値が上がるわけではなく、「もうその人の作品は手に入らない」、「この1品しかこの世に残っていない」といった感情がその価値を高めるのです。
長い年月を経てなおこの世に存在している骨董品は、保存状態が良くてきれいなものほどさらに価値が上がります。
2.価値がある素材が使われている
そもそも価値の高い素材を使用して作られた骨董品は、それだけで価値が高いとされています。価値の高い素材とは、以下に挙げるようなものです。
・金
・銀
・珊瑚
・翡翠
・象牙
これらが作品の一部に使われているだけでも高値で取引されます。これらの素材は流通が制限されていたり、採取が難しいかできないものであったりすることが多いため、それを使用していることに希少価値が認められるのです。
こういった作品は作者に知名度がなくても、高く売れる傾向にあります。鑑定書をお持ちならば、どんな素材が使われているのかを確認してみてください。
3.保存状態が良い
骨董品をより高く売りたいのならば、保存状態が良いに越したことはありません。どんなに価値が高いといわれる骨董品でも、汚れや傷、シミがあるとその価値が下がってしまいます。そのため、普段から保存方法に気をつけなければいけません。
特に掛け軸や絵画は、取り扱いに注意しましょう。湿気があるとカビが生えてしまうため、風通しの良くて湿気を呼ばない環境で保管すべきです。ただしまっておくだけでは、せっかくの骨董品を劣化させてしまいます。
日常的にケアすることを心がけてみてください。
骨董品を高く売るためのコツ4つ
ここからは、骨董品を高く売るためのコツとして以下の4つを解説します。
・付属品を付ける
・新品は未開封のものを売る
・なるべく早く売る
・できるだけ良い環境で保管しておく
家で骨董品を見つけたとき、どうにかして高く売りたいと思ったならば、これらのコツに留意して売るようにしましょう。
1.付属品を付ける
高く売るコツの1つ目は、付属品を付けることです。骨董品は単体で売るよりも、付属品を付けたほうが高値になります。ここでいう付属品とは、専用の箱や説明書などです。もしも骨董品を購入したときには、付属品も劣化しないように保管しておきましょう。
特に鑑定書が付いている場合には、絶対になくさないようにしてください。鑑定書は、その骨董品が本物であることを証明できるものです。あらかじめ本物であることが証明できれば、仮に査定してもらうようなことがあったとしてもスムーズに進みます。
2.新品は未開封のものを売る
2つ目のコツは、新品を売るならば未開封のまま売ることです。新品かつ未開封の骨董品は、それだけでも価値が高まります。使ったり飾ったりする予定のない骨董品は、そのまま開封せずに綺麗な状態を維持して保管しておきましょう。
商品の状態を見るためとはいえ、一度開封してしまったものは「新古品」として扱われます。新古品とは、「新品に近い中古品」という意味です。新品ではないと判断されるため、業者によっては新品よりも極端に低く見積もられてしまう可能性も否めません。将来的に手放すことを想定するならば、未開封のまま保管しておくことをおすすめします。
3.なるべく早く売る
骨董品を売ろうと考えたとき、なるべく早く売ることも高く売るコツの1つです。骨董品はどんなに環境を整えて保管していたとしても、年数を経るごとに徐々に劣化がすすんで価値が下がってしまいます。そのため、売ると決めたならばできるだけ早く売るべきなのです。
ただし、骨董品にはものによって「流行り」があります。コレクター達の注目が集まっているものは、たとえ多少状態が悪かったとしても高値が付く場合もあるのです。コレクター達の動向などを見極めながら、タイミングを見計らって高値が付きそうなころに売るという手もあります。
4.できるだけ良い環境で保管しておく
最後に紹介するコツは、できるだけ良い環境で保管しておくことです。前述したとおり、保存状態の良い骨董品は状態の悪いものよりも評価が高くなります。飾るにしても保管するにしても、良い状態を保てるように管理しましょう。
長年倉庫に保管して放置しておくのは、良い管理状況とはいえません。カビが生えたり、シミができたり、はたまた虫に食われたりと、骨董品の劣化を早めてしまいます。愛着をもって管理することに心がけましょう。
買取業者を選ぶときのポイント3つ
ここからは、買取業者を選ぶときのポイントを3つ紹介します。
・リサイクルショップではなく買取販売店へ持っていく
・専門分野を見極める
・資金力があるお店に持っていく
これらは、骨董品の買取業者を選ぶ場合において忘れてはならないポイントです。3つのポイントをしっかりとおさえた上で、自分が納得して売れる業者を探してみてください。以下でそれぞれ詳しく見ていきましょう。
1.リサイクルショップではなく買取販売店へ持っていく
買取業者を選ぶときのポイント1つ目は、リサイクルショップではなく買取販売店に持っていくことです。日用品や家電の査定を得意とするリサイクルショップでは、骨董品の査定を依頼しても単なる「古いもの」として扱われ、数百円で買い叩かれる可能性があります。
買取販売店では専門的な知識をもとに査定してくれるため、少なくともリサイクルショップよりは高い買取価格を提示してくれるでしょう。買取と販売のどちらも行っている買取販売店は、中間業者をはさまないため支払うべき手数料が浮き、その分高く買い取ってもらえるのです。
2.専門分野を見極める
2つ目のポイントは、業者の専門分野を見極めることです。得意としていない分野の骨董品を持ちこんでしまうと、相場よりも安く買い取られることもあります。そうなると、いくら後悔しても骨董品が返ってくるわけではなく、また後になって交渉しても再査定などはしてくれないでしょう。
そのため、その骨董品の分野に精通した業者を選定して持ち込むことに着意してください。業者のホームページなどには実績が示されていることが多いため、あらかじめチェックすれば得意としている分野がわかるはずです。必ずチェックして業者を選定しましょう。
3.資金力があるお店に持っていく
最後に紹介するポイントは、資金力がある業者に持っていくということです。数万円程度と考えられる骨董品であれば、この点を気にする必要はありません。持っている骨董品が数千万円になると予想される場合、資金力のない業者では買取ができなかったり、安く買い叩かれたりする可能性があります。
査定において見積もり金額が相場よりも極端に低い場合には、資金力に欠ける業者かもしれません。そのような業者と取引をすることは避けましょう。
骨董品の買取方法
骨董品の買取には、以下に示す3つの方法があります。
・即金化に有利な「店頭買取」
・梱包の手間がない「出張買取」
・自宅で完結する「宅配買取」
この3つの方法にはそれぞれメリットもあればデメリットもあるため、自分のライフスタイルに合った方法を選ばないと、わずらわしさを感じてしまうことになるでしょう。上に挙げた買取方法をしっかりと比較検討して、自分にとって適切な方法で買い取ってもらいましょう。
即金化に有利「店頭買取」
「店頭買取」は、即金を求める人にとって有利な方法です。この方法では、直接店頭に骨董品を持ち込んで買い取ってもらいます。査定から支払いまでをその日のうちに完結できる点が魅力です。
店頭に持ち込む方法であるため、店主との直接交渉や骨董品について様々な相談ができるといったメリットがあります。デメリットとしては、持ち込むのに手間がかかることです。運搬中に壊れないように配慮する必要があるため、大量の買取には向いていません。
梱包の手間がない「出張買取」
梱包の手間がない「出張買取」は、手間を極力省きたい人におすすめの買取方法です。この方法では、スタッフが家まで訪問して査定から買取までを全ておこなってくれるため、梱包したり運んだりする手間を必要としません。
しかし、自宅にスタッフを入れなければならず、家に他人が入ることに抵抗感を感じる人にとってはデメリットになるでしょう。査定中は当然立ち会わなければならず、居心地の悪い思いをする可能性も否めません。なかには詐欺まがいのことをする悪質な業者もいるため、見極める目も必要です。
自宅で完結する「宅配買取」
「宅配買取」は、自宅で全てが完結する方法です。申込みをした以降に自宅にて骨董品を梱包し、専門店宛に配送して買い取ってもらう方法であるため、自宅にいながらにして買取が完結します。
対人のやり取りがないため、気を遣わずにすむことや煩わしい思いをしなくていいのはメリットといえるでしょう。ただし、査定額に満足できずに返してもらう場合には、返送料を負担しなければならない場合があります。骨董品が壊れてしまわないように、丁寧に梱包するといった責任が生じる点はややデメリットといえるかもしれません。
なお、査定結果が出るまでにはある程度の時間を要するため、即金性が高くないことは覚えておいてください。
骨董品を高く売りたいなら「永寿堂」がおすすめ!
骨董品を高く売りたいのならば、ぜひとも「永寿堂」をご検討ください。永寿堂は、東京や大阪などにルートを確保しており、専門知識と経験、データに基づいて適正相場を見極めて買取しています。大切な骨董品を適正な価格で売りたいと考えている方におすすめです。
買取方法も店頭や出張、宅配のどれもが選べるため、居住地に関係なく利用できます。実績も豊富であるため、安心してご利用ください。
【永寿堂へのお問い合わせ】
・TEL:0120-060-510
・メール:info@eijyudou.com
まとめ
高く売れる骨董品には、「希少価値がある」、「素材に価値がある」、「保存状態がいい」といった特徴があります。自分が保有する骨董品がそれらの特徴を持っているかどうかをチェックしてみてください。もしもこれらの特徴を持っていないとしても、この記事で紹介したコツを踏まえて、高値で売れる策を練ってみましょう。
骨董品を高く売るためには、買取業者選びも大切です。買取方法も自分に合った方法を正しく選びましょう。買取店をお探しならば、ぜひとも「永寿堂」にお声がけください。